毎週月曜日は、個人的な投資の見解を記事にしています。
ご自身の投資は自己責任にてお願いします。
このブログでは特に、ビットコイン(BTC)をテーマにすることが多いのですが、それにしても足もとのBTC価格は非常に強い。
今日はまず、このブログで公開している、楽天ポイントを使ったビットコイン投資を振り返ります。
もちろんリアルマネーでBTCを保有しているのですが、口座が複数に分かれており、しかも購入時期が異なるので価格推移が分かりにくい。
そこで、ブログのネタ的に分かりやすくするために、使っていない楽天ポイントが10万ポイント貯まっていたので、それを運用することにしました。
2023.11.25現在で、50,000ポイント投資していますが、現状53,987ポイント。3,874ポイント、率にして7.7%プラス推移しています。
なぜ10万ポイント持っているのに、5万ポイントしか投資していないのか?
それはひとえに、資金管理です。
かならず下落局面がこの先来ると思っていて、そこで追玉するための資金を確保しておきます。
楽天ポイントでの投資、始めたのが11月2日からなので、1か月足らずで7%以上の月利が出た計算になります。
ビットコイン価格に関しては、局面での下落はあるにせよ基本的に今後1から2年はアップサイドだとの考えに基づき、ポイント投資をやっています。
今後も推移を報告します。
ビットコイン投資と言えば、かつては完全な「色物」扱い。ちょっと前まで、詐欺の代名詞のような言われ方をしてきました。
このブログでも5年間、ビットコインを記事にし続けているのですが、やはり受けが悪かった苦笑
それでも記事にし続けたのは、いつか一般投資家がビットコインを有望なアセットだと認識する日が来ると思ったから。それは、今も途半ばです。
自分がビットコイン投資に参入したのが2017年の4月頃だったので、もう6年以上が経過していますが、最初に大きなバブルが到来したのが2017年12月でした。
4月に10万円だったBTC価格が、12月には200万円。実に20倍の上昇劇に、世間からはうさん臭さ全開の目で見られたのでした。
その翌月2018年1月、コインチェックのネムハッキング事件というのが起こり、以降は1年間を通じ暴落の一途をたどります。
個人的にはこの一年間で、5,000万円の資金を溶かしています。
あの頃は、一般投資家からも完全に「あそび」。とても投資の主軸に置けない。そんな程度の扱いでした。まあ、そう思われても仕方がないというか、やはりあの頃のビットコインは完全な「投機」対象という見られ方でした。
仮想通貨は通貨じゃない。そんな、半分言葉遊びのような、たしかに通貨ではないかもしれないが、ではそもそも通貨とは何なのか?みたいな話をこのブログでも何度も記事にして書いてきました。自分自身の考えをまとめるためにも。
そもそも、2017年のバブルなんて実は日本マネー主導だったのですよ。まあ、日本にBTCの本質的な需要があったかといえば全くそんなことはなく、やはり投機でしかなかった。
しかし最近感じませんか?通貨とは何か、みたいな議論が多いなと。
日本円が弱いということもあるでしょうが、米ドルとて安泰とはみられていません。
そうでなければ、ゴールドがあんなに買われるわけがない。
今、世界中の法定通貨の価値が劣化し始めている。おそらく多くの人は気付いたのですよ。
ただし、逃避先の選択肢が少ないから、ゴールドとかビットコインのニーズが高まりだしたのです。
みんな、すき好んで買っているわけでもないのでしょう。
実は書いてみたものの、あまりウケがよくなかった記事があって、2020.12.5の「『香港民主化デモ』の戦略と、『ビットコイン』のコンセプトには相似性がある」というものなのですが、
学生を主体とした民主化デモから感じたのは、いくら国や政府が強権で専制的な支配体制を強要したところで、水のように流れる人々の心までは掴みきれない。水は柔らかいが、しかしときには強力な力を持つ。そんなことを考えたのでした。
ビットコインが今より浸透するとすれば、それは「実需」
人々の、ビットコインへの需要が水のように押し寄せるとき、まあ、そのときは意外に近いようにも思うのですがね。