こと最近、サステナブルとかパーパスとか、そんなことをブログに書いたからというわけでもないのですが、
我々が生きている世界というのは、つくづく終わりのない世界だなと感じます
欲望がエンドレスな社会なのですね
「知足」という老子の言葉があります。
足るを知る者は富む。自分というものをわきまえて、多くを求めない
つまり、分相応ということですね
しかし、我々が生きる社会。会社と言い換えても同じですが、「これでいい」ということがないのです。会社勤めの方なら、お分かりのはずです
企業業績というものは、年度で区切られますが、これで十分ということが、まずない苦笑
輪ゴムを引っ張ると、いつかは切れてしまいますが、業績も、働く人も、引っ張るだけ引っ張られます
ある程度の成績を確保した営業マンでも、もうこの辺で十分などと口走ろうものなら「ヤル気なし」のレッテルを張られかねません
営業マンの成績は、その人だけの成績ではなくて、上司や部署、ひいては会社そのものの成績です。十分なんて、あろうはずもない笑
そんなことを考えると、我々の社会というのは、いつか切れる輪ゴムのようなシステムなのかもしれません
コロナの感染拡大以降、なんとなくまずい、このままでは破綻する、そんな気配が漂い始めているのではないですかね
結局のところ、人として生きるうえで「知足」がこれから大切になる気がしますが、いかがですかね?