ビットコインについて何か書くのは、久しぶりになります
ビットコインだけでなく投資全般に、
これまでの振り返りと、自分の記録用も兼ねて、これからどのように立ち振る舞うかについて考えてみます
ビットコインについては、ここ2か月、ひたすら「売り」。つまりショートばかりでした
5年間仮想通貨に投資してきて、そもそもショートを打つなんていうことはなかったのですが、考えを大きく変えました
株式については、投資と言えるほど大きなポジションは持っていないのですが、今後どのように投資していくのか考えます
結論としては、今年については価格の上昇にあんまり期待していない。ということを踏まえ、どう立ち振る舞うかということですね
BTCUSD 1W TradingView
ビットコインについては、昨年の5月12日を最後に、長期保有していた現物をすべて手仕舞いしています
ちょうど、チャートの紫色の部分ですね。チャートは、BTCUSD(ビットコインUSドル)の日足チャートなのですが、紫枠の最後の大きな陰線が付く前日に(冷汗)、すべてのビットコイン現物を売却したのでした
それ以降、長期目的で現物を保有することはなく、短期のトレードに徹しました。
とはいえ、売却後の史上最高値(68,500$、770万円)の上昇局面を読み切れず、かっこいいトレードとは程遠いものでした
ビットコイン価格1,000万円。なんとなく現実味を感じた時期もありましたが、しかし勢いは続かず、自分として昨年末から、ひたすら慣れないショートを打つ作戦に切り替えました
結果的に、それは間違っていなかったということになります。なにしろ、ほとんどすべてのYouTuberやインフルエンサーは、まだ上がると言っていましたので
しかしチャートをみると、右の緑の枠ですが、みんなが知る「三尊」に見えなくもない... これから右肩をしっかり作るかもしれないし、もしかすると、もう右肩らしきものが出来ているようにもみえる
最近の市場をみて思い出すのは、2018年の相場です。
2017年の年末といえば、ビットコイン価格が210万円の最高値を付けた時期だったのですが、そこから下落が始まり、取引所コインチェックのNEMハッキング事件など不幸な出来事が重なり、翌2018年は一年がかりの暴落相場になってしまったのです
この年、自分は含み益を5,000万円?いや、もっと溶かしています。投資人生で最悪の一年でした苦笑
あのときの思いは二度としたくない。というか、今年は2018年の再来になるのではないか?そんなことを考えている。なので、ショート先行などということになるのですね
ただ、
ビットコインの将来性。これは、自分としては「ある」と思っているので、いつかのタイミングで4、5年保有するための現物を仕込むつもりです
しかし、そのタイミングが今ではないということです
おそらく、ビットコインの価格はもっと下がる。そんなことを考えます。むしろ、それがビットコイン笑
最安値をつかむ、それは至難の業です。しかし、値柄と日柄。両方を考慮したうえでの、自分のイメージはあります
米国株クラスタでも、下落のショックが広がっていますね
2022.1.23時点ですが、
SP500は、年末価格から8.31%の下落。ナスダックは12.5%の下落
しかしこれ、暴落というほどの下落なのでしょうか?
コロナショックの下落は約32%。それを考えると、まあ、はっきりいって調整程度のレベルでは?とも思ってしまいます
しかし、ちょっと気になる点が2つ
最近、欧米のみならず日本でもFIREブームが起こっています。ファイナンシャル・インディペンデンス・リタイア・アーリー。つまり、経済的自由を達成して会社を早期退職しようというムーブメントですね
FIREを達成するうえで収入の基盤とされるのが、米国株なのですね。
トリニティ・スタディと呼ばれる、いわゆる4%ルール。何だかんだいっても、まあ4%くらいでは回るんじゃない?ここが崩れると、おそらくFIREは成り立たなくなるはずです
しかしですが、昨年あたりから米国株に参入し、場合によってはこれまでの貯金を「全ツッパ」した投資家も多いはず。
もし米国株が、これから下落トレンド入りするとすれば、運の悪いことですが、生涯スパンでみる投資効率にも影響しかねない。そんな不安も感じます
マインドを強く維持できれば良いのでしょうが、今後おそらく、ネットやマスコミが「FIREプランの崩壊」などと書き立てる未来を想像します
自分の計画を信じるのなら、そんな記事は近視眼的。そのように断じる強い意志が必要でしょう
もうひとつは、「レバナス民」
まあ、自分であれば、この局面でブルでレバレッジを掛けるのは嫌ですが苦笑
今が追玉のタイミング?自分はそうは思わないですね。レバレッジ3倍の痛みに耐えられる自信がない苦笑
このブログでも書いたことが何回かありますが、
自分としては昨年から、「金利」に注目をしてきました
米国の長期金利ですね
「TMV」という、米国20年超の長期国債ベア3倍ファンドなのですが(結局レバ3倍?笑)、このETFを保持し、「身を以て」笑、金利の上下を体感してきたのです
昨年初から少しづつ買っていて、現時点で10%程度の含み損なのですが、これからどのような推移を見せるのか注目しています
金利が上がると債券価格は下がる。株価も下がるし、ビットコインも下がる。つながってしまうのですね
おそらく今年は、自動車でいえばアクセルとブレーキを同時に踏むような、そんな相場展開になる。すべてのマーケットにおいて。そんなふうに思いますけどね
日本株は、今はほとんど持っていません
どうなんだろう。日本って、これから発展するのかな?みたいな議論を始めるとまとまらなくなる苦笑
ただ、ひとつ、昨年末に与沢翼さんが日本株投資の本を出したのですが、
- 価格: 1540 円
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たしかに、日本株といえば、自分の一番身近にある投資対象。それを取引できるのは日本人としての大きなアドバンテージです
しかし...とはいっても、日本株なんて世界株式の7.35%のシェアしかないマイナーな市場。日本株に入れ込むということ(もっといえば、日本円で預貯金しか持っていないことも)は、投資家としてひどく偏向してないか?そんなことも考えてしまう
まあ、日本株だけで上手くやっている人も、たくさんいますけどね
なにやら、とりとめのない話になりました
まだ今年一年、始まったばかりです。コロナ感染、自然災害、政情不安。枚挙にいとまがありません。せめて、自分で出来る範囲のガードを固めつつ、安全運転でまいりましょう