Another skyを探す旅

激変する世界を生きるヒント。それは自分の足元にある

自分が「輝く」ための方法論。市場価値を高めるためのベクトル

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自分が「輝く」ために、どうすればよいのかを考えてみます

 

輝くといっても、ひどく抽象的なようですが、例えば仕事

 

サラリーマンにとって、終身雇用は過去の遺物になりました

 

つまり、多くの働き手は、労働市場で、いかに自分という商品の魅力を高めるかということを考えていくことになります

 

自分という商品がコモディティ、つまり、いくらでも替えがきく人材であれば、市場はその程度の評価しかしてくれませんね

 

では、どうやって自分の価値を磨けばいいか

 

自分の磨き方について考えます

 

ベストセラーとなった「転職の思考法」を書いた北野唯我さんによると、自分自身に「ラベルを貼る」のだそうです

 

つまり、自分の軸をつくる

 

このラベルは、理想が入っていても、今現在はできなくてもかまわない

 

そして、そのラベルをいかに強化できるかということを、仕事を選ぶ判断軸にするということです

 

では、そのラベルをどうやって決めるのか

 

理想でも、憧れでも大丈夫です。北野さんは、場合によっては嘘八百でもかまわないとおっしゃっています

 

しかし、おそらくですが、自分のラベルをきめようとするとき、人はあまりにもデタラメな思考にはいたらないものです

 

北野さんは、より柔軟に発想すべしと言いたいのだと思います

 

僕は、このラベルを「夢」とか「山の頂上」というふうに考えていました

 

この「ラベル」を強化することに意識を向けることで、自分の「マーケット・バリュー」を高めることができます

 

つまり、コモディティ化を避けられる

 

でも、「ラベル」を持っている人は、多分、コモディティ化を避けるとか、考えない

 

ただ、自分の道を行くだけ

 

なにも、転職だけに限った話ではないでしょう

 

マーケット・バリューだけではない、自分自身の本来的なバリューを高めることができるのではないでしょうか

 

 

 

海外不動産は今、買いなのか? その道のオーソリティーに聞いてみた ★FIREへの道

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海外不動産は今、買いなのか?

 

つまり、投資として妙味があるのか。妙味がある場合、タイミングとして今が適切なのか?

 

今日は、自分にとって記録の意味も含め、書いてみることにします

 

今回は、フィリピン不動産を対象に調べてみます

 

 

 

 

 

 

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まず押さえなければならないのは、

 

・外国人(フィリピン人にとっての外国人。日本人も含む)は、フィリピン本土の土地を所有することができない。

 

ということです

これは、外資に対する規制として定められています

 

なので、一戸建てを土地、建物として所有することができません。

 

東南アジアなど、外国ではこのようなレギュレーションがしばしば見られます

 

ということになると、外国人が所有できるのは区分のコンドミニアム

 

フィリピンのマニラでは、最近、億ションの新築が増えていました。

例えば、トランプタワー。ご存じの通り、前アメリカ大統領のトランプ氏一家のオーナー企業の物件です

 

また、与沢翼さんが購入したハイアットなど、日本の高級マンションも及ばないコンドミニアムが建っています

 

最上級のコンドに限らず、新築の物件が増えているのは、フィリピンの経済発展が背景にあります

 

所得格差が激しい同国では、マニラ首都圏コンドミニアムを所有し、あるいは賃貸で住めるフィリピン人は多くありません

 

なので、テナント(賃借人)さんは、日本人含む外国人の駐在員などか、一部の富裕層に限定されます

 

しかしながら、4~5年前であれば、家賃収入のインカムのみならず、価格高騰の波に乗ってキャピタルゲインを狙えたのが、フィリピン不動産なのです

 

5年前に実勢価格900万円程度のお手頃なコンドが、昨年には1,200万円程度に値上がりしていました

 

そこで、国内でコロナの影響が相当に大きいフィリピンの不動産が、現在どうなっているのか調べたいと思ったわけです

 

今回、フィリピン不動産では、日本人としてオーソリティーといっても間違いない方から動向を教えていただけました

 

 

 

 

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前述のとおり、フィリピンでは今も、コロナウイルスが猛威を奮っています

そのような状況下で、多くの海外駐在員は日本はじめ、母国に一時帰国しています

 

したがって、高級コンドの受給は、需要が大きく減っている状況のようです

空室がだぶついていることが想像されます

 

現地のフィリピン人に手が出せない価格帯のコンドなら、なおさらでしょう

多くのフィリピン人が、所得の減少や失業に苦しんでいます。アメリカのように充実した失業給付も期待できません

 

そういった事情もあり、なかなか不動産でインカムを確保するのは、現状では簡単ではない状況のようです

 

 

 

 

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インカムが期待できないとなると、コンドとして物件そのものの価格が下がるのではないか?

 

投資妙味が薄れる以上、投資物件として需給のバランスが崩れてもおかしくない

 

そう考えたのですが、実はそうでもないらしい

 

物件の売買となると、資本を持つ中国勢や華僑(中華系フィリピン人)が触手を伸ばす。なので、大きな値崩れが起こっていない

 

そういう状況らしい

 

前述の、5年前900万円のリトル東京近くのコンドなのですが、1,200万円~1,300万円まで上昇し、現在は900万円まで下がっている

ただし、物件そのものの価値を踏まえると、決して割安という水準ではなく、むしろ適正価格に戻ったということらしい

 

 

 

 

 

 

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海外不動産に投資するにあたって、素朴な疑問というか、しかしかなり大きな問題と考えるのが、現地通貨から日本円への「円転」が可能なのかということです

 

フィリピンもそうなのですが、得てして現地通貨というのは、外貨に両替しにくいものなのです

日本円も同様です

 

なので、個人だけではなく、企業であってもよく円転をめぐるトラブルが起こるのです

 

その点についても聞いてみましたが、円転をする方法はいくつかあるものの、可能であるようです

 

ただし、物件の売却時には、売却益だけではなく、不動産の売価に対して課税がされるようなので、そこは日本と異なり不利な点です

 

 

 

 

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国内不動産以上にトラブルが多く、近づいてはいけないと言われることすらある海外不動産

 

しかし、トラブルの多くは、現地の商慣習や国民性などに関する理解不足の面も大きいと考えています

 

ポートフォリオの組み直しに際して、海外不動産について少し調査をしてみたのですが、

現状では、正直言って、大きな投資妙味があるとは言えない

 

そのように考えました

 

理由は、

・コロナ禍の影響で、インカムが期待しにくい。

・キャピタルについても、現状の相場観は適正価格に戻った程度。

 

加えて、

・現時点で、コロナの影響で渡航制限されている。ビザなしではフィリピンに入国できない。

つまり、ノールックで物件を買う度胸がない笑

 

 

しかし、今後需給のバランスが大きく崩れ、過去の日本のように不動産バブル崩壊などといった事態になれば、そこに妙味が生じる可能性はあると感じます

 

「不動産」というだけあって、株式や債券のように流動性が高くないのが弱点です。であるが故に、投資家の「投げ売り」が起こることにでもなれば(あるかもと思っている)、ていねいに調査をするつもりです

 

 

 

ハートドリブン:心にBe(在り方・状態)を取り戻す

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今日は、私たちが生きていくうえで忘れたくない「感情」や「感覚」について考えます

 

 

ゲーム会社アカツキの創業者である塩田元規氏の著書「ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力」を踏まえて考えます

 

 

 

 

 

 ラットレース

 

 

ふだん、私たちは何かに追われながら、日々をあくせくと生きています

 

 

仕事であれ、勉強であれ、家事であれ、何らかの作業をします

 

 

つまり、英語でいうと「Do」ですね。行動しているわけです

 

 

お金なのか、社会的信用なのか、家族との信頼なのか、とにかく何かを手に入れようと、「Have」しようと行動する

 

 

何かを手に入れようと、あくせく動き、やっと手に入れたと思いきや、その瞬間に満足感は消えていく

 

 

この繰り返しで、私たちは生きている。塩田氏が言うところの「ラットレース」です

 

 

 

ふだん私たちは、この「ラットレース」の意味について思いをめぐらすことをしていない

 

 

というか、

 

むしろ、社会(会社や学校、世間)は、そんな意味を考えさせないように仕向けます

 

 

とにかく働けばいい、と

 

理由なんかいらない、と

 

 

そんなことを何度も何度も言われ、罵倒され続けると、人間は考えるということをやめてしまう。思考を自ら停止させてしまいます

 

 

 

なぜ、ラットレースに「はまる」のか

 

 

私たちは、なんとなくそんなからくりに、心の奥では気付いているような気がしています

 

 

しかし、気付きながらも、今の立ち位置に安住する

 

 

なぜなのか?

 

 

塩田氏は指摘します

 

 

人間には、生存欲求がある

 

 

生存の不安を軽減するために、人は「群れ」で行動するようになる。群れからの逸脱は、すなわち生存リスクを高めることに他なりません

 

 

群れを維持するためには、なにも個々人が「考える」必要などなく、群れを維持するために与えられたタスクをこなすことのみが求められますね

 

 

まさに、日本社会の縮図ではないでしょうか?

 

 

もちろん、日本社会をひとくくりにして何かを語るのは難しいですが、

 

 

日常を振り返ると、しばしば周囲からの「同調圧力」を感じることがあります

 

 

もちろん、自分自身が他者のベクトルに共感し、自分の意思として行動を共にするというのは、ありでしょう

 

 

問題なのは、なぜそのような行動を取る必要があるのか、納得がいかないままに周囲に流されること

 

 

自分の感情に正直になるために、少しの勇気が必要になります

 

 

 

Be-Do-Have

 

 

塩田氏は、僕たちが行動する前提として、「Be(在り方・状態)」が必要だと説きます

 

まず、自分がどう在りたいのか、ここに対する想いがあって、行動し、何かを得る

 

これが、「Be-Do-Have」です

 

 

Beとはなにか?

 

 

心が何を感じているのか

 

 

自分の心の奥底にある、感情や感性、パワー、そんな感じでしょうか

 

 

あいまいですね

 

 

そんなあいまいなものを、どうやって具現化し、具体化していくか

 

 

そんなことを追求すると、人生が楽しくなってくるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか

 

 

何かを目指す。「考えない」わけにはいかない

 

 

弊ブログでは、よく「山の頂上」に例えて、目的を設定することについて考えています

 

 

 

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人生は長くない

 

 

であるとすれば、

 

 

どうせ行動するなら、強い足取りで進みたい

 

 

そう思うのが、ふつうでしょう

 

 

足取りを強くするためには、自分がどこに行きたい(生きたい)のかが分かっていないと(もしくは、分かろうと意識しないと)、難しいのではないかと思っています

 

 

どうせやるなら、楽しく、充実感を持ってやっていきたいですよね

 

 

 

★「FIRE」を目指すということ。生きるうえでのヒントを得る

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コロナウイルスの影響で、実体経済の停滞が深刻さを増しています

 

日本のみならず、世界規模です

 

なにしろ、いまだに飛行機もろくに飛んでいない

 

すべての局面で、対面から非対面へと経済活動や社会活動がシフトしています

 

ANAなど、エアラインの例を挙げるまでもなく、他業種で資本性ローンを注入しただとか、大規模リストラをおこなうとか、そんなニュースには事欠きません

 

そんななかにあって、ここ最近、人気を集めているのが、「FIRE本」です

 

 

 

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FIRE本といわれても、そもそもFIREって何?

 

 

FIREとは、

 

Financial 

Independence

Retaire 

Early

 

このワードの頭文字をとって、F,I,R,Eと読んでいます

 

つまり、「経済的な自立」により、「早期の引退」を目指すというライフスタイルです

 

FIREを目指すにあたっては、支出の最適化、つまりムダ使いや不必要な出費を極力抑えることが重要なポイントになります

 

その在り方が、今話題の「ミニマリスト」にも通じたりして、若い社会人から、中高年にいたるまで、FIREは幅広い層に注目されています

 

そんななか、FIREのバイブルとされる本が、ここ最近で、立て続けに出版されているのです

 

 

 

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人気に火を付けたのが、

 

グラント・サバティエの

「FIRE 最速で経済的自由を実現する方法」です

 

 

ご存知の方もいるかもしれません

 

カバーにも刺激的なコメントがあります

 

日本円で250円程を、5年で1億3千万までに増やしたと聞けば、興味を持たされるのも当然です

 

 

その後、出版界で話題となったのが、クリスティー・シェンとブライス・リャンによる

「FIRE 最強の早期リタイア術」です

 

 

この本は、クリスティー本などと呼ばれます

 

この本に限らず、FIRE本に共通するのは、筆者たちが30代(というか、ほぼ30歳)でFIREを実現していることです

 

そして、もう一冊

 

FIREを考えるうえで欠かせない「日本代表」がいます

 

それが、「三菱サラリーマン」さんです

 

「三菱サラリーマンが株式投資セミリタイアを目指してみた」というブログを書いているので、知っている方も多いでしょう

 

この方、セミリタイアどころか、もう完全なリタイアに突入しています

 

ちなみに、まだ30歳という若さです

 

三菱サラリーマンさんが、穂高唯希のペンネームで出版したのが、

「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門」です

 

 

先に紹介した2冊が和訳されたように、この本もいつか、世界的なFIRE本の一角として、海外の書店に並ぶ日がくるかも知れません

 

 

 

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これら、FIRE本が示すライフスタイルですが、

 

30歳そこそこでFIREを達成した彼らには、いくつかの共通点があります

 

早期引退後の収入を、不労所得、そのなかでも株式の値上がり益(キャピタルゲイン)や、配当収入(インカムゲイン)を中心に据えています

 

サバティエやクリスティーは、おもにSP500などのインデックスに投資しています

 

穂高さんはそのあたり、HDVやVYM、SPYDなどの高配当米国株ETFや、個別の高配当銘柄を軸に考えているようです

 

また、クリスティーは、ポートフォリオに債権を組み入れているのに比べ、サバティエや穂高さんは、株式がメインですね

 

この3人、あくまで株式投資が中心で、不動産投資にはあまり触れていないのも特徴ですね

 

しかし、ポートフォリオ以前の問題として、彼らには、もっと大きな「共通点」があります

 

 

 

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この3人に共通するのは、FIREに突入するにあたって、相当の自己資金を準備したということです

 

先ほども触れましたが、クリスティーは250円から、1億3千万円に増やし、FIREを実現しました

 

サバティエは、日本円で、だいたい8千万くらいでしょうか

 

穂高さんは、7千万円です

 

クリスティー 1億3,000万円

サバティエ    8,000万円

穂高 唯希    7,000万円

 

 

さらっと書いていますが、FIRE生活を始めるには、こういう、まとまった「種銭」が必要となります

 

FIREを考えるにあたって、ここに大きな壁があるのです

 

なぜ、種銭が必要なのか?

 

それは、彼らが株式から収入を得ようとしているからです

 

「4%ルール」を耳にされたことはあるでしょうか?

 

株式運用から得られる利益については、おおむね年利4%を目安にする

 

つまり、100万円を株式投資すれば、だいたいですが1年間で4万円のリターンを見込むというものです

 

これをもとに逆算すると分かることがあります

 

穂高さんの例から考えると、7,000万円の原資を4%運用すると、1年間で280万円。月額にすると約24万円になります

 

つまり、1ヶ月の生活コストを24万円以内におさめると、単月で収支が黒字になります

 

原資が5,000万円になると、4%ルールで年利200万円になります

 

家族構成や、望む生活スタイルにもよりますが、原資が少ないと、当然ですが毎月の生活予算も少なくせざるを得ません

 

また、投資リターンを上げようとすると、どうしてもリスクを取らざるを得なくなります

 

さきほど、クリスティーが、投資ポートフォリオに債権を組み入れていると述べましたが、これは彼女の投資原資が大きいので、保守的なアロケーションにすることが可能と言えるかもしれません

 

 

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ここまで述べたモデルでFIREを試みようとすると、どうしても「まとまった」原資が必要になります

 

これだけの高額を一般の日本人が蓄えるのは、簡単なことではありません

 

昨年、金融庁の報告書で話題となった「老後2千万円問題」ですが、

ここで問題の声が上がったのは、いきなり2千万円必要と言われても困る、というものですね

これが、巷の意見の趨勢だったと感じています

 

日本の、2人以上の世帯の、貯蓄額の中央値が330万円。単身だと100万円ともいわれます

 

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であれば、彼らFIREの実現者たちが用意した7千万円以上の原資を作っていくというのは、そう簡単にできることでもないように思います

 

長期にわたる年月をかけて資産を作っていく

 

実際、3人のなかでは、もっとも早くFIREしたクリスティーでも5年掛かっています

 

サバティエは9年。穂高さんも約10年です

 

この間、支出を抑え、節約に徹する

 

なかなかのことです

 

これが嫌なら、「一発」当てるしかない苦笑

 

つまり、ギャンブルに持ち込む。テンバガーを2発取りに行くくらいの気合と運が求められるでしょう

 

FIREを目指す人にとって、ここに大きな壁があるのです

 

 

 

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とはいえ、3人が提唱する「FIRE」に、再現性がないと言いたいのではありません

 

むしろ、彼らが人生の中で、何を取捨選択し、これから何を大切にして生きていこうと考えているか

そういったことに思いをめぐらせると、

 

そこには、我々が生きていくうえでも、大きな示唆があると感じます

 

自分(や家族)が、どんな人生を送りたいのかという、根源的な問題とも関わるテーマでもあるし、

 

これまで、学校を出て、定年まで働いて、老後は年金で生きるという、

ある意味紋切り型、ステレオタイプともいえる生き方から、

 

複層的な、より柔軟なライフスタイルを生きていこうとする者にとって、「FIRE」が、かなりのヒントをくれる

 

そんな気もしています

 

 

「まじめな人」はフィットネスに失敗する(休養は大切)


コロナウイルスの影響で、フィットネスジムの利用者が戻らない


自宅で工夫して身体づくりに取り組んできた人もいるでしょう


なかなかモチベーションを維持するのが難しいですが



筋トレは、週に2回から3回行うのが効果的だというのは、聞いたことがあるでしょう



確かに、始めたばかりの頃は、結果も早く欲しいし、毎日やったりしがちです



やはり、筋繊維の修復こそが筋トレの要諦なわけなので、身体に休養をとってあげることも大切







しっかり休んで「やる気」は後々まで継続的に出していきたい



もっとも、同じ筋肉に負荷を掛けないということで考えれば、今日は上半身、明日は下半身を鍛えるというのはありでしょうね



無理をすると、思わぬケガにも繋がりかねませんので、お互い工夫しながら楽しんでいきましょう



これから本格的な梅雨に入って、アウトドアで身体を動かすことが難しくなりがちなシーズンに入って来ますので

★FIREへの道。誰も語らない「修羅の道」が、FIREの最短ルートだった

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FIRE達成に向けて、多くの書籍やYouTubeなどでは、

サラリーマンとして得た給料を、いかに節約し、いかに多くの額を投資に回すか

「貯蓄率」とか、「投資力」とか言われます。

これらの率、力が高ければ高いほどFIREに近づくのですね

 

そして、何に投資するのか?

今日のテーマはここなのですが、

 

たとえば米国株式インデックスの「S&P500」

 

SP500の直近20年間の平均利回りは、年間で6.78%といわれます

景気の波など、変動によって利回りも上下するにせよ、平均的には6%はとれる

 

これを、こつこつと毎月「ドルコスト平均法」などで買い進めていくのですね

 

多くのFIRE本では、このようなコツコツと一歩づつ山登りをするような資産形成をおすすめしています

 

今日は、この資産形成で誰も言わない、しかし間違いなく存在する「修羅の道」について考えてみます

 

 

 

 

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本記事で述べる、FIREにおける修羅の道とは、「集中投資」のことです

 

銘柄を絞って(ときには一点買い)、短期間で勝負する

 

そういう投資です

 

過去の本ブログ記事でいえば、ビットコイン投資がそれにあたる

 

僕の例では、5年前に10万円だったビットコインを600万円で売却したので、5年間で60倍ですね

(もちろん、全額を60倍で取ったわけではありません)

 

数字だけみると60倍ですが、5年間には地獄のような大暴落もあり、途中で手放したりした分もあるので、利益は大したことはないです

 

なぜ、FIRE本に限らず、世の中で集中投資が「良く言われない」のでしょうか?

 

それは、一言でいえば、「再現性がない」ことに尽きます

 

リタイア生活を目指す本で、超ハイボラティリティ金融商品を一点買いするとか、ありえないですね笑。みんな、マネしたら大変なことになるでしょう。FIRE計画の挫折者が続出することは想像に難くない

 

その点、S&P500は、インデックスというだけあって、米国のNY証券取引所やNASDAQに上場している500銘柄を対象とした株価指数に連動した商品なので、特定銘柄に集中していることにはならないですね。まあ、米国株式に集中しているとは言えます

 

「集中投資」に、「短期決戦」で臨む

 

実はこれこそが、あまり誰も言わない、最強の「バク製造装置」です

 

かつてのガンホー株とか。テンバガーと言われる株式とか、そういった銘柄があるのは事実ですね

 

ビットコインの例を出すまでもなく、恐ろしい爆発力があります。それは、僕自身が身をもって体感しています

 

こういった相場を勝ち切ることが可能ならば、かなりの短期でFIREを現実化する手元資金を確保することができるでしょう

 

ビットコイン価格がイーロン・マスクtwitterひとつに振り回されたように、突発的な事象はプロであっても事前に読むことができません

 

専業トレーダーであっても、なかなか安定的な成績を残し続けることが難しい

 

常に情報を収集する姿勢が必要ですが、だからといって相場を読み切れることにはなりません

 

なので、「修羅の道」なのです

 

だから、どんなFIRE本の著者であっても、そのような投資を推奨すると無責任と言われかねないし、FP、ファイナンシャル・プランナーで提案する人など皆無なのです

 

再現性がない。誰もがマネできないのです

 

「修羅の道」に必要なのは何か?

 

大きなポジションを張る度胸か?躊躇なく損切りできる思い切りか?資金管理の能力か?ただの運なのか?

しかしですが、誰もが知るウォーレン・バフェットも、奥さんにはインデックス・ファンドを勧めているものの、自分でやっているのは徹底的に調査したうえでバリュー株に多額の資金を投じる「集中投資」だったりします

 

 

 

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あらためて思うのですが、「長期分散投資」が投資をおこなう「人の道」であることは間違いない

 

なにも無理に、「人の行く裏」をねらいに行く必要もないのかもしれません

 

「裏に道」が本当にあるかも分からないし、まして「花の山」に通じる道があるなど、分からないですね

 

先ほどもSP500の利回りにふれましたが、幅広い銘柄を、長期にわたって投資していくと、誰しも投資成績は「標準偏差」に収れんされていくことにあります

 

それが、6.8%前後といった運用成績になって表れるということです

 

長期分散投資では、大勝ちはできません。ただし、大負けもしません。

 

しかし、どうしても必要なのが、「時間」です

 

だから、若い人が早いうちに投資を始めることが大切になってくるのです

 

では、若くない人はどうする?

 

こうすればいい、という明確な答えを、僕は持ち合わせていません

 

まずは、最低限、健康を維持することでしょうか

 

投資の話なのに、健康?ということになるのですが、

標準偏差に収れんされる、つまりある程度先読みができる投資をおこなう場合については、投資タイミングなど重要な要因があるのですが、「種銭」の大小が成績額をほぼ決定づける重要なファクターになります

 

となると、種銭を増やすべく、労働収入を得られるだけの人的資本を維持する

 

そのために、身体のケアは怠れない

 

このジレンマに付け込んだ、「簡単に大儲けできる」投資案件などに足を突っ込んでしまうと、取り返しがつかないことになりかねませんから、注意したいですね

 

 

そろそろ、「じぶん」株式会社をつくろうか。 キャッシュ・ポイントについて考える

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コロナ感染症の拡大によって、多くの人々の「職の安定」が脅かされています

 

実際に失業した人も増えていますし、非正規雇用や休業など、実際の数字に表れにくい隠れ失業も増えているはずです

 

そのような時代を乗り切るには、どうすればいいのか?

ただじっと、不安をやり過ごす。そういう対処法しかないのでしょうか?

 

 

今日は、これからさらに厳しくなるかもしれない時代をサバイブするために、自分に何ができるのかを考えてみます

 

その答えが、「じぶん」株式会社にあると思っています

 

 

 

 

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「じぶん」株式会社とは何か?

 

僕がこの言葉を拾ったのは、日本経済新聞の「大機小機」(2020.3.31)というコラムでした

 

もともとは、カナダにあるヨーク大学のモシェ・ミブレスキー教授が「人生100年時代の資産管理術」という本で記された言葉です

 

 

 

ミブレスキー先生は説きます

一人ひとりが、自分という株式会社のCEO(最高経営責任者)、CFO(最高財務責任者)として、その企業価値を最大化していきなさい

 

つまり、

経済的に、いかに自立して生きていくか

 

これからの時代を生きるために、経済的にも、働き方の面からも、「個」として、より自立することが大切になる

 

 

 

 

 

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コロナウイルスが終息する気配はありません。このような時代にあって、世界経済も、個人の生き方も、その質が大きく変容しようとしています

 

個人的な感覚としては、

コロナ前と別物の世界に変わったというよりは、むしろ早かれ遅かれ訪れるはずだった変化の波が、加速度的に押し寄せたというほうが、適切だと感じています

 

コロナウイルスが猛威を振るう以前から、我々はすでに、多くの課題に悩んでいました

 

 

例えば、「老後2,000万円問題」

若い世代にとっては、老後に生活していけるだけの十分な年金額が支給されるのか、介護や社会保障が充足されるか、もはや不安しかないでしょう

 

 

そもそもですが、コロナ対策もあったとはいえ、税収をはるかに上回る財政支出により「国家財政への不安」が顕在化しています

 

 

そのような時代の空気感や、若い世代の不安を反映してか、

海外ではコロナウイルスのことを、「ブーマー・リムーバー」つまり高齢に差し掛かる団塊世代の人減らしと呼ぶ若者もいる。世代間対立も顕在化、潜在化はともかく、意識として広がりつつある。

日本でも、「老害」という言葉を最近よく耳にするようになりました。殺伐さの度合いが増している

 

 

 

今まで、「寄らば大樹の陰」とばかりに依存してきた拠り所(よりどころ)そのものが、ぐらつき始めている

 

高度経済成長期ならともかく、

現代の多くのサラリーマンにとって、会社はもはや依存できる存在ではなくなりつつあります。

コロナ禍で、これから資金繰りに窮する企業が、もっと増えるはずです。一時的に、政府支援のコロナ融資を借り入れて、実態はとりあえず生きているだけという中小企業も、実は少なくないはずなのです

 

 

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たとえ会社が何とか生き延びたとしても、そこで働く社員の雇用が保証されるか、それは全くの別問題です

 

事業活動の圧縮によって、会社まるごと、もしくは事業部門がM&Aで他社に身売りされる。そんなことは、これからザラに起こります。

今、勤めている会社の社長が何歳なのか?後継者は決まっているのか?そこを見るだけで、なんとなく「ヤバそうな」けむりが上がっているのが分かる

 

身売りならまだ良いかも知れません。これからの日本は、廃業や倒産も増加するといわれています

 

社内でどれだけ頑張っても、自分の努力の範囲外で、勝手に人生が決められていく

 

それを良しと思う人は、誰もいないですね

 

 

 

 

 

 

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経済的にも、働き方も、より自立した「個」が求められると述べました

 

「じぶん」株式会社のオペレーションで重要になるのが、いかにして収入の基盤を築いていくかということです

 

先ほども触れましたが、サラリーマンとして得る給料が、この先も安定した基盤になるのか、多くの人が見通せません

 

 

www.glocal2019.com

 

 

また、「じぶん」株式会社をながく存続させるためには、自分という資本に投資を続け、企業価値を高めていくことも必要でしょう

 

では、どうやって収入の基盤を見つければ良いのか?

 

ここが大切なのですが、しかしそれは、個々人が見つけるしかないのだと思います

 

例えば僕などは、

このブログで時々ビットコインのことを書きますが、仮想通貨を投資として捉えると、かなりのハイボラティリティな世界です

誰にでもできる再現性があるとは、とても思えません (ガチホはともかく)。なので、他人におすすめはしない笑

 

キャッシュ・ポイントとは、取引相手から対価をもらう機会のことを指す、和製のビジネス造語です

 

いかにして、一人ひとりがキャッシュ・ポイントを見出すか

そこには、「たくましさ」のようなものが必要なのかなと感じます

 

 

 

 

 

 

 

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キャッシュ・ポイントと聞いて、思い出すことがあります

 

東南アジアは、日本と比べて、まだまだ低所得な国が多いですね

 

トイレで手を洗っていると、近づいてくる若い男の子がいました

 

彼は、手に紙製の「おしぼり」を持っています

 

こちらが頼んでもいないのに、うやうやしく両手でおしぼりを差し出してくるのです

 

つまり、彼は外国人からチップをもらうのを、生活の生業(なりわい)にしている

 

彼のリクエストは、日本円にして100円でした

 

日本人にとってみればたったの100円なのですが、貨幣価値から考えるとおそらく、2、300円も稼げば現地では一日分の収入くらいになるはず

 

つまり、れっきとしたビジネスになっているのです

 

キャッシュ・ポイントをつくるには、このようなたくましさというか、したたかさも必要なのかも知れません

 

 

 

 

 

 

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「マルチプル・ストリームス・オブ・インカム」とは、複数の収入源を持つという意味です。

「実践!億万長者入門」の著者ロバート・アレン氏が提唱したといわれています

 

現在の収入源が将来的に確保できるか、見通しが立たない。

そう考えるとするなら、複数の収入源を持つことは、合理的な選択になり得るでしょう

 

「副業」解禁といわれながら、未だ社員の副業を認めていない企業は、実は多い

たとえ認められていたとしても、実際に一歩踏み出した人は、どのくらいいるでしょうか

 

しかし、もはやそんな悠長なことを言っていられない時期なのかも知れません

 

副業の具体例をいくつか挙げると、

「コンテンツビジネス」「物販」「投資」などでしょうかね。他にもあるでしょう

 

サラリーマンであれ、主婦であれ、実効性が高いのは、

これまでの職業や、実体験にもとづく知見を生かすということでしょうか

 

コンテンツビジネス、たとえばYouTubeやブログによる収益も該当しますが、ここをビジネスにすると自分の知識をフル活用できそうです

 

物販というと、具体的なイメージが湧きにくいですが、

たとえば「メルカリ」を活用して、いらない書籍や服を売ってみる

 

そんなことを何回かやっていると、どうやら「せどり」をやっている人がいるらしい。そんなことが分かってくる

「安く仕入れて、高く売る」という、商売の原理原則をあらためて学ぶ機会になりそうです

 

投資も、これまでの人生経験が生かせるビジネスになり得るかもしれません

企業にお勤めの方であれば、なにか特定の業界について詳しい知見を持っているはずです

もちろん、インサイダー取引は違法ですが、知見を投資に何らかの形で生かすことができるのではないでしょうか

 

挙げたのはほんの一例ですが、

自分にどのようなキャッシュ・ポイントをつくることができるのかを考えるのは、

自分がどのような価値を持っているのかを再認識することになる

 

そのように考えます

 

そして、どのように収入を得るかを考えることは、

どうやったら他者に喜んでもらえるかを考えることと、表裏の関係だったりします