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アフター・コロナは、「英語人材」の価値がさらに上がる世界

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世界中の人々が外出自粛を迫られ、まるで世界が「コロナ鎖国」しているかのようです

 

 

飛行機が飛ばないため、各国の航空会社が未曾有の赤字計上を余儀なくされています

 

ヴァージン・オーストラリアのように、すでに破綻に陥った会社も出始めました

 

 

需要は、コロナの感染状況次第なのですが、なかには2,3年は回復しないとの見方もあります

 

 

鎖国状態で人々の往来が制限されています。そんななか、外国人と直接接する機会も減っています

 

 

インバウンドが完全に止まっていますしね。外国人観光客の姿などありません

 

 

では、これからの世界、日本人にとって「英語の価値」が落ちるのか?

 

答えは、「否」だと、僕は思っています。おそらく、英語そして、英語人材の価値はさらに上がります

 

 

 

www.glocal2019.com

 

 

 

昨年11月26日の日本経済新聞記事「『デジタル分業』世界で1.1億人」を参考にします。これを、今の目線に引きなおして検討します

 

 

 

 

コロナで世界は気付いてしまった

 

コロナショックで、我々の生活はどう変わったか?

 

 

人と人との、直接の交流が寸断したことは事実です

 

 

学生は、学校にすら通えない状況です

 

 

では、まったく授業を受けられないのかというと、実はそうでもない

 

ZOOMなどを利用したオンライン授業も行われています

 

大学だけではなく、一部の国立小中高でも授業は進んでいるようです

 

 

対面授業の良さはもちろんあるにせよ、だからといって学習機会が確保できないかというと、そうでもないのです

 

 

直接的にはコロナウイルスが転換の契機となるにせよ、実は、世界はすでに変わりつつあった。

そのことを、今我々が、実感をもって知りつつあるというのが、実情なのだろうと思っています

 

 

フィリピン人の新しい働き方

 

 

参考とする日経新聞の記事に、フィリピンの事例が出ています

 

 

フィリピンは、一人当たりGDPが年間約30万円です。国民の生活水準は、十分といえないのかもしれません。

ただし、その内実は、極端な所得格差によって構成されています

 

 

貧富の差が、とにかく激しいのがフィリピンという国です

 

 

人そのものが重要な産業であるフィリピンは、国の経済を「OFW」と呼ばれる海外出稼ぎ者によって支えられています。外貨獲得のために大切ということです

 

 

このOFW、中東などへの建設作業員や、メイドさんが多いのですが、そればかりでもない

 

 

優秀な人材は、医師やITエンジニアとして、米国などで生活する人もいます

 

 

そんな海外出稼ぎに変化の波が押し寄せていると、日経の記事は指摘します

 

 

インターネットを使うことで、直接出稼ぎに行かなくても仕事を請け負う人が増えているらしい

 

 

米国の会計事務所などから仕事を受注し、ネット上で仕事をこなす。

フィリピン人の平均を上回る月額500ドル(約5万5千円)を稼ぐ女性が紹介されています

 

 

発注する会計事務所にとっても、米国内で直接雇用するコストを8割削減することができるそうです

 

 

なぜ、こんなことができるのか?

 

 

もちろん、このフィリピン人女性に会計スキルがあることは当然としても、実は大きいと感じるのが、「英語スキル」です

 

 

フィリピン人の英語スキルは、かなりのものです

 

 

街中のタクシー運転手であっても、流暢な英語を操ります

 

 

ちなみに、彼らの母国語はタガログ語です

 

 

学校の授業が英語で行われていることもあって、英語が身に染み付いているのですね

 

 

このような働き方が広がったこともあって、フィリピンの海外移民が、2015年のピーク時から比較して20%以上も減ったようです

 

 

この女性の例が示すのは、インターネットを介することで、世界の労働市場が流動化しているということです

 

 

つまり、マネーの再分配のバランスも変化しているということですね

 

 

 

「デジタル分業」は、いっそう広がる

 

 

これはなにも、フィリピンに限った話ではありません

 

 

世界銀行の2016年調べによると、「デジタル分業」人口は、1億1千万人と、3年前の2.3倍に増えたそうです

 

 

それから5年を経過していることを考えると、さらに増加しているのは間違いない

 

 

インド人が、高度なITソフトウェア開発を受注するケースもある

 

 

マッキンゼー・アンド・カンパニーは、デジタル分業が世界のGBPを約300兆円押し上げると見ていました(11月の日経記事なので、コロナの影響で金額に増減はあるでしょうが、バイアスがかわることはないでしょう)

 

 

 

日本の労働人材と「英語」

 

 

労働市場が流動化するということは、人材の評価が世界基準でなされるということです

 

 

日本という、たった1億2千万人の世界で生きていけるというなら、それもありなのでしょう

 

 

しかしおそらく、これからはデジタル技術によって世界の多様な人材と関わる経済に移行する

 

 

デジタルの恩恵に乗れないと、日本企業も世界市場でビジネスを行っていくことなどできないでしょう

 

 

コロナウイルスの影響によって、世界各国が内向きになっているようにみえる

 

これは事実です

 

 

しかし、我々が気付くか気付かないかに関わらず、インターネットをはじめとしたデジタル技術によって、あらたな世界が展開されようとしている

 

 

そんななかにあって、多様な価値観を持つ人々とコミュニケーションを行っていくためには、「英語」がどうしても重要になると僕は考えますが、あなたはどのように思うでしょうか?