Another skyを探す旅

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「終身雇用は限界」に異を唱える人はいなくなった

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コロナ禍で日本のみならず、世界中の企業が経営危機に直面しています

 

 

 

「終身雇用は限界」だと経団連の中西会長が昨年発言したのをご記憶の方もいると思います

 

トヨタ自動車の豊田社長も、「終身雇用の維持は難しい局面に入った」と明言しています

 

なにしろ、十数年後の日本でも、将来的にガソリン車が必要なくなることがはっきりしたのです

なんとかハイブリッド車だけは残したい。そんな攻防です

これからはEV、電気自動車にシフトする流れが明白なのです

 

そして、なんといってもコロナウイルスの影響です

今回の不況は、最終的にリーマンショックをはるかに上回る、とも

 

 

コロナウイルスの影響もありますが、

ここ最近特に、働く環境が大きく変わりつつあるのを感じます

 

 

 

中西会長は、日立のトップでもあります

 

日立といえば日本最大の電気機器メーカー、というよりものづくりの一大コングロマリットです

 

日立なんて、不夜城みたいな会社だったのではないですか?言い過ぎか苦笑

 

 

かつては日本の中心的な産業の一角でもあった家電は、いまや見る影もなく海外勢にシェアを奪われました

 

自動車も高度成長期の代表的な輸出産業でしたし、今もそうですが、トヨタの危機意識は相当なものがあるでしょう

 

トヨタが今までどおりの自動車メーカーを目指すとは思えません

 

 

 

終身雇用制度は、戦後から高度成長期を経て今日にいたるまで、従業員にとって労働するインセンティブとして機能してきました

 

 

しかし、これまでをリードしてきた産業分野が、外国勢に押し込まれている今、雇用制度だけ維持せよといっても、もはや限界ということなのでしょう

 

 

「はたらく」とは、いったいどういうことなのでしょうか?

 

 

はたらくとは、「仕事をすること」

 

「会社に行く」とは、同じようでちょっと違う

 

 

就職とは言っても、就社とはなかなか言いませんね

 

 

自分はどんな仕事をしてきたのか

これから、世の中に対しどんな価値提供ができるのか

 

考えなければなりません

 

きっと、会社という枠に捕らわれていたら、答えは見つからない

 

では、どうする?

 

 

自分に何ができるのかということと、

 

自分が何をしたいのかということ

 

これを見つめることですよね