フィットネスをおこなっていくうえで、「がんばりすぎ」は、時として失敗を招く
特にまじめな人ほど、その傾向は強いのかもしれないと思います
例えば、
筋トレやるぞ!と一念発起するのは素晴らしいことですが、人によっては、突如毎日鍛え始めたりする
筋トレにおいてインターバルの取り方は、成果に大きく影響するといわれています
つまり、やり過ぎは良くない
身体を鍛えるというのは、言い換えると筋肉細胞を破壊することにほかなりません
破壊された筋線維は、時間を掛けて回復する。
この回復期に、今後ふたたび筋肉細胞が破壊されることのないよう、身体の防衛本能により、現状よりもさらに太くなろうとする
それが、超回復と呼ばれるものです
つまり、筋肉を鍛えた後は、十分な栄養を摂って、身体を休めてあげないといけない
ケアすることも、トレーニングの大切な一環ということです
では、筋肉が回復するまで、どのくらい時間がかかるのか?
回復時間は、筋肉の部位によって時間差があり、例えば腹筋や前腕、ふくらはぎ周辺では、おおむね24時間とされていますが、大胸筋はじめ、多くの部位は48時間から72時間と考えられます
長くて3日間、この期間は筋トレしたくても我慢する
もっとも、毎日ジムへ通うことが、かならずしも悪いわけではありません
例えば、曜日ごとにメニューを考えて、昨日とは違う部位を鍛えるようにする
こうすれば、効率よく身体を鍛えていくことができますね
コロナウイルスの影響で、多くのジムが休業に追い込まれました
ジム通いが習慣化していて、毎日通わないと気持ちが悪いのに困った、という人も、少なくなかったでしょう
確かに、フィットネスというのは、やるとやらないのでは、劇的に差が出ます
ただし、ある程度の領域から、さらに上を目指していくときには、やはり時間が必要になります
そして、何よりも「継続」できるかどうかが大切ですね
決して無理をしてはいけない
けれど、決して熱意は途切れさせない
考えてみると、フィットネスだけではないですね
最終目的を、どこに設定するかにもよりますが
最初のうちは、劇的な変化(改善)に、モチベーションが過剰に上がる
けど、いつかは「伸び率」がおだやかになってくる。場合によっては、止まってしまったかのように感じる
でも、実は止まっているわけではないんですね
毎日を楽しみながら、ゆっくり育てる
大きく利を得ようとすれば、筋肉に限らず、投資でもそうだし、何でも同じなのかもしれませんね