Another skyを探す旅

激変する世界を生きるヒント。それは自分の足元にある

僕たちは「走り方」を変える時期に来ている : コロナ禍とのつきあい方

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コロナ禍の世界感染者数は、4月25日時点で270万人を超えています

 

死者も19万人を超え、おそらくいずれは20万人に達するでしょう

 

日本国内をみても、感染者数は約1万2千人。死者は3百人超となっています

 

23日に亡くなった、岡江久美子さんの死にショックを感じた人も多いでしょう

 

コロナウイルスは、人を選ばずに襲ってきます。我々は、戦いの最中にいます

 

 

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とはいえ、ゴールが見えない戦いに、皆が精神を消耗しているはず

 

今日はあらためて、コロナ禍とどう向き合うか、マインド・チェンジの必要性について考えてみます

 

 

短期では終わらない

 

 

世界を見渡すと、なかにはコロナの封じ込めに成功したとされる地域もあります

 

例えば、近隣では台湾や韓国

 

台湾は世界で最も対策が早かったといわれています。なにしろ、WHOが本腰を入れていなかった時期から、警鐘を発してきたのが台湾です

 

韓国は、宗教団体の集会などで感染者数を急増させたといわれながらも、足元では感染者数が1けたまで下がっています

 

 

しかし、僕は思います

 

現時点ではたしかに、新規感染者は抑え込めている。しかし、いつ状況が変わっても不思議はない

 

 

何といっても、コロナ禍の治療薬が開発途中にある状況で、安心できる成功などありえないのです

 

 

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まして、日本では緊急事態宣言が発令されたとはいえ、いつもの通勤風景は変わりません。しつこく営業を続けるパチンコ店もあります

 

 

いつ、オーバーシュートが起こっても不思議はない

 

このあたりは、ニューヨークなどアメリカや、スペイン、イタリアといった欧州とは雰囲気がおおいに異なるでしょう。もはや、戦場だと形容する人もいます

 

 

もし仮に、楽観的に考えて、日本の新規感染者数が5月から6月に掛けて落ち着いてきたとしても、再びいつ感染爆発が起きるかなど、誰にも分かりません

 

おそらく、世界の人々のマインドや行動、とりわけ消費動向には大きな変化が訪れるでしょう

 

 

 

走り方を変える

 

この状況にいたって、我々は「走り方」を見直す必要があるのかも知れません

 

今までは、なんとか1週間、いや2週間だけ、がまんすればなんとかなる。そんなことを思ってきた

 

けど、本当にそうなのか?

 

事態は、長期戦に入りつつあるのではないだろうか?

 

そんなことを思います

 

 

同じ陸上選手であっても、スプリント系の選手と、長距離のマラソン・ランナーでは、身体の作り方から戦略まで、まるで違いますね

 

短距離走のつもりで走り出したものの、いつまでたってもゴールが見えない

 

これでは、心が維持できない

 

 

個人においては、いかに精神を安定的に保つか。これが、思っている以上に重要になると感じます

 

今はまだ、あまり注目されませんが、コロナ禍に影響されるメンタル・トラブルが問題視される時期がやがて来るでしょう

 

もうしばらくは、走らなくてはいけないのかも知れません。辛いですがね

 

 

個人は、どのようにふるまうか

 

コロナ禍との接し方については、弊ブログでもたびたび触れてきましたが、まずは自分自身の足元を固めること

 

 

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そのためには、正しい情報を把握することでしょう。あまりバイアスが掛かった情報に右往左往するのは、好ましくない

 

そして、周囲の仲間と、辛い心情を共有する。自分ひとりで戦っているわけではない、それを知る

 

いつか、心の平安が訪れる、そう信じます

 

 

企業経営者は、どうふるまうか

 

事業オーナーにとっては、状況は一層シリアスでしょう

 

休業を強いられている事業者も、多いでしょう

 

一方で、人件費や経費といった固定費負担は、相変わらず発生する

 

長期戦といわれても、はいそうですか、と納得できるものでもないでしょう

 

もはや、きれいごとだけでは済まない段階に迫りつつあります

 

 

 

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今月末の支払いをどうするか?

従業員の雇用をどうするか?

当面の資金繰りは立つのか?

 

本当に、胸が痛くなる

 

でも、やるべきは、

 

会社の企業価値や将来の在り方、

中長期の計画、足もとの計画

そして、事業の継続性。

すべて見直す。洗いかえる

 

今、やる

 

そして、打てる手段をすぐに打つ。行動に移す

 

辛い決断があるかもしれない

でも、避けられない

大切な仲間を失うことにも、なるかも知れません

涙を流すこともあるかもしれない

 

 

コロナ禍に関する目線を短期から長期に切り替えるということは、

 

つまりは、そのような決断が不可避になります

 

資金繰りが不安なら?

 

すぐに、資金の手当てをすべきです

 

日本政策金融公庫は、すでに案件が殺到しています。融資審査にも、通常以上の時間が必要になる可能性が高い。

1か月先の見通し、程度では間に合わない

 

よもや、融資金の交付を待たずして資金ショートするなど、考えたくないですね

 

一刻も早いほうがいい

 

あらゆるリスクを想定した、長期戦に向けた対応を検討すべき時期に来ていると考えるのですが、いかがでしょうか?