このブログでは、毎週月曜日に投資についての個人的な意見を述べています。
ご自身の投資については自己判断にてお願いします。
先週の大きなニュースといえば、米国債の格下げ報道でしょうか。
このニュースは、世界的にもわりと衝撃を与えたように感じます。
3大格付会社としては他の2社の後塵を拝するフィッチではありますが、
とはいえ同社が発表した格下げは、米国経済の先行きに不安を感じさせるに十分なインパクトを持つものでした。
今後、スタンダード&プアーズ、ムーディーズも相次いで格下げに至る可能性をはらむ中、今後の相場付きにも悪材料となるのは必至です。
フィッチの米国債格下げにともない、株式市場はリスクオフの様相を呈してきました。
米国株のみならず日本株も全面安で調整中の展開となりました。
今後、株式市場からさらに資金が抜ける可能性もあり得ます。
こういう動きがあると、仮想通貨も含めリスク資産はだいたいが一旦の大幅調整をすることもザラです。
自分が持ってる銘柄だけは大丈夫。そう思いたいのが人間心理ですが、まあそんなに甘くないのが投資の世界です。
米国債は世界で一番安全な資産。そう言われますが、その足下が崩れ始めていないのか。
当面はそこを注視する必要があると考えます。